世界を目指すはじめの一歩「岐阜国際ジュニアテニストーナメント2023 Supported by KIMIKO DATE × YONEX PROJECT」が開幕!

グランドスラムジュニア出場を目指す選手を育成するプロジェクト「伊達公子×YONEX PROJECT」の一環として開催している、ITF(国際テニス連盟)ジュニア大会「岐阜国際ジュニアテニストーナメント2023 Supported by KIMIKO DATE × YONEX PROJECT」の本戦が11月29日(水)、岐阜メモリアルセンターにて開幕しました。

前日の降雨により、試合開始時間に遅れが出たものの、男女シングルス1回戦の計32試合が行われました。

ITFジュニアランキングのポイントを獲得するための入り口となる今大会は、カテゴリーとしては一番下のJ30の大会です。13 歳から出場可能で、シングルスで優勝すると、30ポイントが得られます。

昨年までは、コロナ禍の影響もあり、海外選手は数少ない状況でしたが、今年は韓国ジュニアがチームで参戦しており、トレーニング、練習、試合に熱心に取り組む姿は、日本人選手たちの刺激にもなっているようです。

 

試合は男子第1シードのコ・ミンホ(韓国)がストレートで順当勝利を収めましたが、第2シードの前田透空は、同郷の戸邉悠真にフルセットで敗れました。

女子は、地元岐阜の池戸悠希子が第1シードのジュ・ヒーワン(韓国)を破る大金星を挙げました。第2シードの上野梨咲、第3シードの石井心菜は順当に勝ち進みました。

 

今大会のゼネラルプロデューサーの伊達は、「この大会が少しずつ浸透してきて、認知されてきたと同時に、意識の高い選手もいれば、そうでない選手もいるのは確か。次のステップとしては大会に出る、試合をするということだけでなく、世界へつながる最初の一歩だという考えを高めていくことが、重要なこと」とコメントしました。

また、「例えば、13歳になったばかりの中学生が、高校生と対戦できるという機会は、ITFジュニアの一番下のグレードだからこそ。実際そういう挑戦をして意識が変わることもあるかと思うので、この大会を継続していく意味がある」と、続けていくことの重要性を強調しました。

大会は12 月3日(日)まで。最終日に男女シングルス、ダブルスの決勝が行われる予定です。

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